研究情報の公開について(オプトアウト)
令和3年改正「個人情報保護法」、令和4年改正「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」により、患者さんの診療情報等をその診療目的以外に利用する場合には、原則、ひとりひとりから個別に同意を得ることが求められるようになりました。
当院では診療受付時に「診療申込書」にて同意を得ることとし、医療機関・教育機関として所定の利用目的に限って診療情報等を利用させていただきたく、ご理解とご協力をお願いする次第です。
なお、この診療情報の利用にあたっては、個人情報保護に関する委員会の設置や、院内規程の整備を行った上で、個人情報の保護を最優先に考え、その取扱いの適正化に努めています。
また上記法改正により、以下の条件を満たす場合は、臨床研究を実施する際、これまで同様に「オプトアウト」(※)による対応が許容されることとされました。
- 医療機関が学術臨床研究(公衆衛生の向上に資する)目的で当該既存試料・情報を取り扱う必要がある場合で、研究対象者の権利利益を不当に侵害するおそれがないこと
- 特段の理由がある場合であって、研究対象者等からインフォームド・コンセントおよび適切な同意を受けることが困難であること
当院におけるオプトアウトを用いた臨床研究は以下の通りです。
学術臨床研究への協力を希望されない場合には、以下の研究課題名をクリックしていただき、その説明文書をご覧になり、その説明文書内に記載されている各研究の担当者までお知らせください。
日常診療等において患者さんが不利益を被ることは一切ありません。
2023年度
部門 | 研究課題名 | |
---|---|---|
1 | 外科 | 消化器・腹部・乳腺内分泌疾患における既存臨床情報や生体試料を用いた観察研究と公的データベース登録事業 |